GameWith Developer Blog

GameWith のエンジニア、デザイナーが技術について日々発信していきます。

AIツールの選択肢が増えたのでCursorを使い始めてみた話 #GameWith #TechWith #Cursor

この記事は GameWith アドベントカレンダー2024 4日目の記事です。

サービス開発部のdanaです!
以前GameWithのエンジニアはGitHub Copilotを導入しているという記事を書きましたが、そこから1年以上経過しました。 tech.gamewith.co.jp

GameWithではCopilotの他にも有償版のChatGPTを導入していましたが、ライセンスの更新タイミングでいくつかのツールからの選択式になりました!
そういったこともあり、今回はGameWithエンジニアのAIツール事情と個人の感想についてお伝えします。

GameWithエンジニアのAIツール事情

エンジニアは下記いずれかから選択して導入できるようになりました。

  • ChatGPT + GitHub Copilot
  • Claude + GitHub Copilot
  • Cursor
  • ChatGPT単体
  • Claude単体

エディタ支援と、AIチャットを好きな組み合わせで利用できる形です。
Cursorにはチャット機能が含まれているので単体での選択となっています。

導入比率

ツール 人数
ChatGPT + GitHub Copilot 8人
Claude + GitHub Copilot 4人
Cursor 6人
ChatGPT単体 2人
Claude単体 1人

依然としてChatGPT + GitHub Copilotが多く選ばれていますね。
次いでCursorが多く選ばれています。かくいう自分もCursorを選択しました。

なぜCursorを選択したのか

以前に業務アピール会で紹介があり、良いなと思っていたのがきっかけです。 tech.gamewith.co.jp

この発表を聞いた後に個人的に試してみて良さそうだったのですが、PrivacyModeが有償プランでのみ利用できる形でしたので業務での利用はしていませんでした。
自腹or上長に聞いてみるという選択肢もありましたが、当時ChatGPTとCopilotで十分満足していたのも事実です。
今回AIツール選択制になったことで、良い機会なのでCursorを選択してみることにしました。

Cursorを導入してみて

想像より良かったです。個人的には肌に合うツールでした。
VSCodeベースなので拡張機能なども問題なく利用でき移行はスムーズです。

Copilotを利用していたときは一度コピペして一括で直すという使い方がうまくいかない場合があり、コメントで矯正したり結局自分で修正することが多かった印象です。
一方Cursorはファイル指定し、同じように作ってくださいと指示すると大体うまく作ってくれる確率が高いように感じます。
右カラムにモデル層、左カラムでドメイン層といった形でコードを書く時でも、双方の中身をうまく認識してくれて気持ちよく書くことができています。

また、Chatが基本機能として盛り込まれているのがとても快適です。
Chat開始時はアクティブになっているファイルが選択されており、コードレビューしてくださいだったりMermaidでER図を書いてくださいなどの単純な指示でうまく動いてくれます。

選択した部分でChatできるのも地味に便利です。
エディタ部分だけでなくTerminal内の文字を選択して調べるといった使い方もできたりします。

Cursorには様々な便利な機能があり、使い込めているかといえば今現在はNoなのですが、明らかに生産性は上がったと感じています!
そのおかげで以前より少し楽しくコードが書けていますね。

おわりに

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次回は 攻略記事検索のリプレイスについて の記事が公開される予定です。お楽しみに!