GameWith Developer Blog

GameWith のエンジニア、デザイナーが技術について日々発信していきます。

意外とウケている社内Slackの散歩チャンネル

slack

徒歩チャンネル作成

弊社ではリモートワークを採用しており、開発部でも人によっては運動不足が問題になっています。 過去にも筋トレを継続させようという試みを行ったりしていました。

【運動不足解消】開発部署内で実施しているプランクチャレンジの運用 - GameWith Developer Blog

そうした最中、何人かに運動不足について聞いていると、少なくない人数が散歩をしていることが分かりました。 そこで2024年7月にSlack上に立ち上げたのが歩行チャンネルです。

チャンネル方針

チャンネルの方針は以下だけです。

  • 歩いた記録を報告する
  • 靴や歩行イベントなど、散歩に関する情報を共有する

歩数の報告

散歩ガチ勢の人は週の平均歩数が10000歩を超えます。

歩行記録共有


普段はあまり歩かない人でも、旅行などで歩数を稼げた場合には報告することができます。

2000歩


歩数とともに決意表明も可能です。

情報の共有

靴の情報も集まってきます。

靴情報

局所的にbarefootシューズブームも起こりました。

ベアフット

徒歩イベント

チャンネルが始まってから知ったのですが、世の中には数多くの徒歩系イベントがあるようです。 100kmや120kmといった長距離歩行系イベントもあります。

ガチ勢

触発されて参加

自分もメンバーに触発されて、100kmウォーキングに参加してきましたが、67km時点でリタイアしました。

人の徒歩報告を見ていると自分も歩けるような気がしてきますが、そんなことは無かったです。

とはいえ、徒歩チャンネルが無ければ参加もしていなかったと思うので、良い経験だったとは思います。再参加は未定です。

CP4地点でリタイア

フィードバック

終わりに

感想

徒歩チャンネルに参加してみて感じたのは、普段歩く際のモチベーションの維持に役立つということです。 リモートワークということもあり、普段から運動量を意識している人も多くいます。 それを見ていると自分も歩けるタイミングでは歩くようになってきます。

段々と1-2kmくらいの距離が短く感じられてくるので、遠出した際にも歩いていける範囲が広くなり、自由度が増したように感じられました。 行動範囲が広がるというのはシンプルに嬉しい体験です。

成功要因

定期的に色々なチャンネルを立ち上げては動きが無くなり廃止していますが、徒歩チャンネルは特に成功している事例の一つです。その要因を考えてみると、

技術的要因

  • スマホの歩数計測、スマートウォッチの普及で歩数計測が簡単になった
  • 画像付きで簡単に共有できる(位置情報、歩数、景色など)
  • 自動記録なので、投稿のハードルが低い

参加のしやすさ

  • 誰にでも多く歩く日はある(出張、旅行、休日の外出など)
  • 特別な道具や技術が不要
  • 体力や運動経験に関係なく始められる

コミュニティ

  • 記録の共有が主目的
  • 失敗がない(少し歩いただけでも価値がある)
  • 様々なレベルの参加者が共存できる(ガチ勢から初心者まで)

継続的なモチベーション

  • 日常生活に組み込みやすい
  • 小さな成功体験を得られる
  • 他メンバーの投稿から新しい発見がある(新しいコース、イベント情報など)
  • 健康意識の高まりと合致している

など色々と考えられますが、たまたま社内や世間で散歩ブームが来ているだけという気もします。 試しに社内Slack色々なチャンネルを立ち上げては、流行るか廃るかを試してみると面白いんじゃないでしょか。