GameWith Developer Blog

GameWith のエンジニア、デザイナーが技術について日々発信していきます。

2023/08 サービス開発部業務アピール会 #GameWith #TechWith #Discord #opensearch

こんにちは!GameWithサービス開発部です。

サービス開発部では月に一度、サービス開発部全体会にて どのように業務課題を改善したか をアピールする会を行っています。

2023年07月の発表内容はこちらです

tech.gamewith.co.jp

今月は未発表の機能についてや経営戦略に関わるような発表が含まれていたため、ブログでお伝えできる内容が限られております。
大半がサービス内容の紹介となりますが、少しでも開発部の雰囲気などをお伝えできればと思います!

GameWith Discord(GWD)の紹介

GameWithが運営しているDiscordサーバーに関する発表内容でした。
GWDは2023/9/12現在、10500人以上の方にお楽しみいただいています!

Web3.0時代のコミュニティということで、様々なBOTを用いてユーザーの貢献度によるランクシステム、ミッションなどを実装しており、ユーザーが能動的に運営に参加したいと思ってもらえるような状態を目指して運用しております。
活用によってユーザーがレベルアップし恩恵を受けられたり、役職(ロール)付与の可能性が示唆されるなど分かりやすい仕組みが導入されています。
一定以上のロールを持つユーザーであればイベント開催を行えたり、意欲的なユーザーができることを数多く用意して活性化を狙っています。

少しでも興味を持っていただけたら、是非GameWith Discordに参加していただけますと嬉しいです!

gamewith.jp

ゲームレビューページの2カラム化

ゲームレビューページの2カラム化をリリースしたという発表内容でした。
GameWithのゲームレビューページは元々3カラムで構成されており、今回のリリースによってメインコンテンツとなるカラムを大きく表示させるため2カラムに変更されました。
今までは表示領域が狭いデザインで記事の作成や表示を行っていたため、2カラム化に伴い動画や画像が横に伸びてデザインが壊れるといった問題を解決しつつ、デザイン調整を行っています。
今回のリリース内容はメインカラムの変更が目立ちますが、右カラムに表示させる内容を充実させることができましたので、是非一度ご覧ください!

ちなみに発表者の方は元々夜型人間だったのですが、ポケモンスリープのリリースに伴い生活習慣が改善したそうです。
ゲームの影響で生活まで変わってしまうのは、ゲーム好きあるあるかもしれませんね。

OpenSearchの類似文書検索について

OpenSearchを使って類似文書検索を実現する、という発表内容でした。

類似文書検索にはそれこそ様々な手段がありますが、特に最近注目されているのが、文章をベクトル化(数値化)して近さを計算することによって類似文書を検索するベクトル探索です。 ベクトル探索を利用することで、全文検索以上に幅広く検索意図を捉えることができるようになります。

ベクトル探索にも様々な手段や手法があります。代表的なのは、埋め込み表現を使った最近傍探索です。 埋め込み表現を使った最近傍探索の性能は埋め込みモデルに依存します。モデルは今後多く出る可能性があります。 また、ベクトル探索用の専門の検索エンジンやサービス(Vald, Pinecone)なども出ており、現在競争の激しい分野になっております。

競争が激しいような場面においては性能だけではなく、エンジンやサービス自体の持続性を見ていく必要があります。 そのため、AWS上で普及率も高く持続性も高いと見られること、スケールしやすく検索性能上も問題ないと考えてOpenSearchを採用して類似文書検索を実現しました。

OpenSearchではインデックス構築時にsettingsにknnの項目を付けるとベクトル探索用のインデックスを構築できます。

knn

また、mappingの中で使う埋め込みモデルの次元数をdimensionに設定する必要もあります。 また、その他method内に明記することでベクトル探索エンジンとしてfaissを利用することもできます、とのことでした。

mapping

最後に

今回もGameWithサービス開発部の裏側をお伝えしました。

発表内容の詳細はお伝えできませんでしたが、新たな発見に繋がっていれば幸いです。

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