こんにちは!GameWithサービス開発部です。
サービス開発部では月に一度、全体会にて どのように業務課題を改善したか をアピールする会を行っています。
11月は3件の発表がありました。 その内1件が社外秘の内容でしたので、今回は2件の内容をご紹介します!
2023年10月の発表内容はこちらです
BigQueryを半年使って得た知見
Valorantの戦績データを取得できるAPIが公式から提供されており、GameWithではこのデータを用いてツール開発を行っています。
最近ではヒートマップツールと自己紹介カードメーカーをリリースしました!
取得データはBigQueryに格納して利用しているのですが、過去の設計が悪かったため改修を行ったという発表でした。
新ツールを最初に作成したテーブルで利用した場合、集計規模が大きく月に200万円近くかかる試算となってしまい設計を見直しました。 その際に利用したものがパーティションで、日付でパーティションを区切ることにより毎日行われる集計時のRead量を減らすことに成功したそうです。 パーティションで区切った新しいテーブルは、データ変換済みのJsonが入っているだけのテーブルのため、金額試算で月3、4万円程度まで抑えられたとのことです。
試算金額が当初の2%に!改善が目に見えて嬉しいですね!
アクセシビリティ
ウェブアクセシビリティについての発表でした。ウェブアクセシビリティは、利用者の障害の有無やその程度、年齢や利用環境にかかわらず、ウェブで提供されている情報やサービスを利用できること、またはその到達度を意味しています。
様々なOSに標準でアクセシビリティ機能がついています。
アクセシビリティを意識することで、Web標準に沿ったHTMLになるので、マシンリーダビリティも高くなると言われています。(クローラやAIが解釈しやすい)
なるべく標準のHTMLタグのみを使い、どうしてもアクセシビリティを実現できないときは
- そもそも本当に必要かどうか
- WAI-ARIA(ウェイアリア)を使う(参考: https://qiita.com/degudegu2510/items/dd072655880adbe3f58c )
- アクセシビリティ対応しているライブラリを使う
を検討するのが良さそうということでした。
アクセシビリティ対応のよくある例として、いくつか挙げられていました。
画像のaltはスクリーンリーダーで読み上げられるので、アクセシビリティ向上に使えます。そのためaltは画像の内容を理解できるものを指定し、「スクリーンショット」や「ロゴ」など抽象的な内容にはしないほうがいいということでした。
画像がリンクの場合は、リンク先の内容についてaltを指定するのが望ましく、装飾目的の画像の場合は alt=””
と空文字にしておくことで、スクリーンリーダーで読み飛ばされます。
その他、リンクテキストをわかりやすい内容にする、インタラクティブな要素について適切なタグを用いるなどの例がありました。
ウェブアクセシビリティによって、人にも機械にも優しいHTMLになるので、積極的に意識していきたいと思いました。
様々な視点でユーザービリティを高める必要があると気付かされました!
最後に
今回もGameWithサービス開発部の裏側をお伝えしました。新たな発見に繋がっていれば幸いです。
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