GameWithエンジニアのTです!
皆さん輪読会というのをご存知でしょうか?
輪読会とは複数人で1つの本を読み、内容に関する議論をしていくといったスタイルの読書会です。
GameWithでは社内勉強会の一環として輪読会を行っており、前回は「リーダブルコード」を輪読会していました!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
今回の輪読会
今回は「 エンジニアリング組織論への招待」を半年かけて輪読会をしました。
なぜ「 エンジニアリング組織論への招待」を選んだか
特定のプログラミング言語に関する本ではなく、GameWithのエンジニア・デザイナーが全員参加できる本というテーマで選びました。
DDDなどの開発手法を学ぶ本なども候補としてあがりましたが、社内で「 エンジニアリング組織論への招待」を実際に買って読んでいる最中の人もいたことから、今回は「 エンジニアリング組織論への招待」を選びました。
GameWithはこの1年間でエンジニア・デザイナーの数が増えてきており、チーム毎に分かれて業務を行うようになることでメンバー間の距離が遠くなり、コミュニケーションコストが増加しました。
また、各チーム内の開発で業務範囲が閉じてしまうので、他チームのエンジニア・デザイナーと交流しての業務知識・技術知識の研鑽がしにくくなってきました。
そのため、マネージャーだけでなく組織についてエンジニア・デザイナー1人1人が学ぶ必要性を感じ始めたのもこの本を選んだ一つの要因です。
輪読会のやり方
輪読会は毎週金曜日の15時から1時間実施しました。
発表者はローテーションで予め決めており、その週の発表者は輪読会の前に内容を要約して当日それを元に発表しディスカッションをする形式をとっていました。
また、ディスカッションは次の発表者が議事録を取っていました。
下記のように発表者が章ごとに要約をまとめていたので、途中参加のしやすさも心がけていました。
輪読会最終回 オープンスペーステクノロジー形式
輪読会の最終回はオープンスペーステクノロジー形式で行いました。
各メンバーに過去に学んだテーマの中で特に最後に掘り下げて扱いたいテーマを選んでもらい、セッションを立ち上げディスカッションを行いました。
ディスカッション中は軽食も用意したのでとても盛り上がりました。
輪読会参加者の集め方
今回12,13人の参加者が集まりました。
過去にリーダブルコードの輪読会をやっていたため、その輪読会に参加していたメンバーがそのまま流れで参加したり、新規エンジニア・デザイナーにも声をかけ集めました。
みんなが興味あった本を選んだのも多くのメンバーが集まってくれた理由かもしれません。
輪読会の運営にあたり工夫したこと
前日にSlackの輪読会チャンネルで下記のようにリマインドを必ず行いました。
また、当日もリマインドを必ず行いました。
勉強会に関しては業務の一環として行って良いと許可をもらっており、それをメンバーに伝えることで参加への心理的安全性を高くしました。
また、メンバーが忙しく発表できないときは、うまくフォローをして、毎週の輪読会を途切れないようにしました。
ディスカッションの際にはファシリテーションをして、楽しい輪読会になるよう心がけました。
運営していて辛かったこと
毎回の発表者へのリマインドや、資料の進捗管理など単純なタスクではありましたが地味に手間がかかりました。
また、ディスカッション中のファシリテーションは基本的には自分が行っていましたが時には負担になることもあったため、発表者にファシリテーションを任せる方式にしてもよかったかもしれませんでした。
また、この輪読会は終了するまでに半年間かかりましたが、期間として長かった気もしました。
改善するなら or こうしておけばよかった
半年間は長い気がしたので、ディスカッションの時間を減らして、3ヶ月で終わるくらいのほうがよかったもしれません。
当初の目的としてGameWithのエンジニア・デザイナー内で輪読会という活動を広め、各人に参加してもらうことで、輪読会のナレッジ等を貯めるのも開催の意図としてあったので、もし次やるなら本のテーマを絞って人数を少なくしてもいいかもしれません(今回は12,13人いて少し多いと感じました)
また、今回は輪読会でしたが次回はハンズオン形式など輪読会以外にもエンジニアの志向に合わせた活動をしていきたいと考えています。
運営してみての感想
ディスカッションでメンバーがそれぞれいろんなエピソードや、意見を述べていて各人の考え方を知ることができて良かったです。
メンバー全員がモチベーション高いまま半年間輪読会を行えたのは良かったです。
また、エンジニアだけでなくデザイナーも参加してくれて嬉しかったです。
現在はフロントエンドに特化した輪読会なども開催されており、この輪読会という文化がエンジニア・デザイナーに浸透してきた思うので、運営した甲斐がありました!
最後に
参加していただいたエンジニア・デザイナーの皆様ありがとうございました!
GameWithは、ゲームが大好きで、新しい技術をどんどん使っていきたいという方を大募集中! Wantedly でもよいので是非お気軽にお声がけください!
またGameWithのDeveloper向けTwitterアカウントも開設しました。
社内イベントの告知やブログの更新情報などを発信するので良かったらフォロー宜しくお願いします!