はじめに
こんにちは!
コミュニティでは、ごーと呼ばれていますが、社内では本名で呼ばれています。
只野です。
GameWith では、Nuxt.js を採用して、リプレイスを行っています。
リプレイスについて詳しくは下記記事をご覧ください。
また、今年は Vue.js コアメンバーのオフィスツアーも行われています。
オフィスツアーの様子は下記記事をご覧ください。
今年の5月から Roppongi.vue という Vue.js の勉強会を運営しています。
Roppongi.vue は、所属する株式会社 GameWith と各回で会場をご提供してくださった企業さまのご協力があり、これまで3回開催されてきました。
本エントリーは、運営をリードしてきた立場から見解の一部をご報告させて頂きます。
TL;DR
- Vue.js のエンジニアコミュニティとの良い向き合い方が分かりました。
- 運営をどのぐらいの熱量でやってきたのか説明します。
- 運営を通して以前よりオープンマインドになりました。
コミュニティ
Vue.js はフロントエンド開発を効率よく行えるプログレッシブフレームワークです。
Vue.js を採用することの理由のひとつには、人気があるフレームワークであることが挙げられます。
人気があって、より多くの知見を共有しているコミュニティの存在は、フレームワークの安定した成長を見込める要素として外せません。
Vue.js の国内の勉強会で一番規模が大きくて知名度があるのは v-tokyo と呼ばれる勉強会です。
v-tokyo は非常に人気があって参加申込者が殺到するので、抽選に外れることもあります。
参加できる時はラッキーです。是非出席しましょう。
v-tokyo の人気を見て、Vue.js の新たな勉強会を増やすことがコミュニティを盛り上げていくために必要と思うようになりました。
Roppongi.vue を開催するにあたって、登壇者の募集は vuejs-jp という Slack のワークスペースがあり告知をさせて頂きました。
現在3,600人以上も登録していてリアクションもすぐにあり、登壇して頂く方々を見つけることが出来ました。
また、v-tokyo の他にもフロントエンド関連の勉強会は、都内でほぼ毎週の様に開催されています。
ある勉強会の懇親会では、登壇者と発表内容について更に詳しく話を聞かせていただくことがありました。
懇親会で話していくうちに Roppongi.vue でより多くの人に話を聞いて頂きたいと想いから、ご登壇をお願いして実現もしました。
この様に懇親会で直に登壇者と話すと非常に興味深い話を聞ける事があるので、勉強会での発表はより集中して聞く様になりました。
勉強会で登壇する様な技術力とプレゼンス能力が高いエンジニアと接していくことで感化され、最近では Vue.js の普及に貢献する為に Vue.js 関連の公式ドキュメントの翻訳(OSS)活動に力を入れています。
公式ドキュメントの様な一次情報に触れていると、自然とフレームワークに詳しくなるので、普段の開発での問題解決に大いに役に立つことでしょう。
また、v-tokyo を運営する Vue.js 日本ユーザーグループの方々ともカジュアルにコミュニケーションをとっていて、Roppongi.vue の運営を通して彼らと親交が深まりました。
オーナーシップ
Roppongi.vue の企画の大部分で僕自身がリードして進めています。
これは「Roppongi.vue を一番楽しみにしているエンジニア」が自分であるべきと考えているからです。
会場や登壇者の調整に関して、運営メンバーのコンセンサスも大切にしながらも、ご紹介を受けたらまずは自分が行動を起こすようにしています。
ご協力していただいている運営メンバーにはいつも感謝しています! 行動を起こすのはまずは自分で、より熱量があるメンバーがいてくれたらお願いするスタイルです。それとなくメンバーにお願いするときもありますが笑
メンバーに軌道修正してもらいつつ進めていくのが僕たちの運営スタイルになってきています。
また、こういった活動に時間をかけられるのは、会社、上司、同僚がコミュニティ活動に大変理解があるから成立しています。
(※弊社は Roppongi.vue で配信スタジオを提供しています)
OSS活動へのコミットと Roppongi.vue の継続を通して、コミュニティ内では自社のプレゼンスを上げられる様に大いにフィードバックしていけば良いと思います。
まとめ
Roppongi.vue は、回を追うごとに参加者が徐々に増えてきています。
Vue.js を使っているフロントエンドエンジニアには、Roppongi.vue の知名度が上がってきたことが実感できます。
Roppongi.vue の様に100人規模の勉強会をリードするのは社内では僕が初めてなので、コミュニティ活動が熱心なエンジニアということで知ってもらえる様になりました。
コミュニティ活動が多くなったおかげで社外の方々とも接することが多くなり、他社さんのエンジニアとのつながりが以前より広がりました。
更にエンジニアのコミュニティを楽しみたいので、技術に対してキャッチアップのモチベーション維持が自然と底上げされています。
新たに始めるときにに物怖じすることもありますが、熱量があるふりをしてやり続ければ、割と近いうちに本物の熱量に変わることが分かったので、今後もしばらくこういった活動でコミュニティを盛り上げていきたいです。
今後とも Roppongi.vue と GameWith エンジニアの活動にご期待ください。
ありがとうござました。
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