GameWith Developer Blog

GameWith のエンジニア、デザイナーが技術について日々発信していきます。

「振り返り」と「インプット会」による相乗効果 #GameWith #TechWith

はじめに

こんにちは。GameWith のエンジニアの tiwu です。

今年も始まりましたアドベントカレンダー!

GameWith アドベントカレンダーの初日は自分が担当します!

qiita.com

本ブログではチームで実施している「振り返り」と「インプット会」がとても良い相乗効果を起こしたので、ブログに書いていこうと思います

チームの紹介

自分が所属しているチームは主に GamWith のゲーム攻略事業の開発を行っています。

チームは自分含めて2人のチームです(2人ともエンジニアです)

毎週ゲーム攻略事業のメンバーと会議を行い、新しいタスクについて話したり、タスクの優先度や次に着手するタスクの話などをしています。

自分がゲーム攻略事業の開発チームに入って約3年が経っており、それなりに長いチームかなと思ったりしています。

振り返り

チームでは月に1度振り返りを行っています。

振り返り方法は KPT を採用しています。

1ヶ月の間にあった良かった事(Keep)と課題(Problem)を15分ほどそれぞれ記述した後、読み上げながら課題に対する対策案(Try)について議論しています。

インプット会

チームでは週に1度「インプット会」を行っています。

インプット会はチームで独自に名付けた名前で、以下の内容で120分ほど行っています。

  • 各自で決めたテーマについてインプットする(約90分)
    • 業務からかけ離れてなければ何でも良い
    • 本やブログやゲームなど様々な媒体を利用してインプットする
    • インプットした内容は必ずドキュメントに書く
  • インプットした内容を共有しディスカッションする(約30分)
    • 割と盛り上がって最近はいつも60分ほどディスカッションしてたり・・・

個人のインプットがチームのインプットに繋がるのを意識し、ドキュメントに書いた内容のディスカッションを重要視しています。

実際のインプット会の内容を古い順にリストアップしてみます。

  • solana の開発
  • 「エンジニアなら知っておきたい システム設計とドキュメント」本
  • スコープ・クリープの調査
  • プロンプトエンジニアリングの調査
  • Management by Objectives and Self-Control の調査
  • 「習慣の力」本
  • プログラミング系の AI の調査
  • Ethereum の調査
  • wasm の調査
  • 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」本
  • フルリモートのベストプラクティスを調査
  • 「プロダクトマネジメント」本
  • 「黒字浮上!最終指令―出向社長奮斗の記録」本

技術的なインプットもあれば、マネジメント系も多かったりします。

どのような相乗効果が生まれたか

  • インプット会で学んだ知識・新しい視点のおかげで振り返りで新しい課題に気づき
  • 振り返りで見つかった課題に関する内容をインプット会で学び
  • その知識・視点で課題のさらなる深堀りし
  • インプット会で新しい課題について学び
  • 解決策を得る

といったループが起きました。

特にインプット会でのディスカッションではインプットの内容についてだけではなく、そこから派生して振り返りで出た課題について話、そのまま解決策をその場で話すといった事もありました(インプット会の例に度々出てくるマネジメント関連はこういった背景があったりします)。

振り返りのみを続けていると(これは当たり前なのですが)チームが持っている視点の課題にしか気づけないため、チームのフローに振り返り+視点を高める施策(例えばインプット会など)をセットにすることで振り返りがより良くなると実感しました!

終わりに

振り返りとインプット会はそれぞれ独立したチームの施策として取り組んでいたので、こうやって相乗効果が出たことはとても驚きました!

これからもループを回しより良いサービスを提供していこうと思います!