GameWith Developer Blog

GameWith のエンジニア、デザイナーが技術について日々発信していきます。

2024/08 サービス開発部業務アピール会 #GameWith #TechWith #パズドラ #ASO #さくらのレンタルサーバー

こんにちは!GameWithサービス開発部です。

サービス開発部では月に一度、全体会にて どのように業務課題を改善したか をアピールする会を行っています。

今回は3件の内容をご紹介します!

先月の発表内容はこちらです

tech.gamewith.co.jp

パズドラモンスター検索の開発秘話

パズドラの攻略ページで利用されるモンスター開発秘話についての発表でした。

このツールは全モンスター一覧がなく欲しかった、需要の多いアシスト一覧を改修したかったという理由から着手したようです。

パズドラは現在12年以上運営されており、モンスター数も1万種類以上存在しています。 運営されていく中で、アシスト機能の追加や覚醒スキルなどの要素が追加されデータ量が膨大になっていきました。 GameWithの攻略チームで利用しているスプレッドシートは、モンスターにつき270を超えるカラムを用いて管理されているようです。

この膨大なデータをGASを用いて必要なデータとしてまとめ、ページで用いるJSONに変換してマスターデータとして利用する形で開発しました。 しかしデータが大きすぎて、Cloud FunctionsのRequestBody容量制限でアップロードできない、データが大きくて表示に時間がかかるなどの問題が発生。 これはJSONの圧縮(Base64encodeやgzip)、Functions内で7x6リーダーなどをフィルタした値をキャッシュ&返却する形で対応したようです。

本件は大きな開発であったものの、攻略部と密に連携することで手戻り無しでリリースできたとのことでした。 さらに記事データを書き換える必要も無くなり、更新時間も大幅削減できたようです!

パズドラをプレイしている方は是非モンスター検索、使ってみてください! https://パズドラ.gamewith.jp/article/show/410311

AppStoreでASOを行って大幅にインプレッションが伸びた話

AppStoreのASO(アプリストア最適化)を行って、検索流入を増やすためにやったことの紹介でした。

AppStoreの検索結果でのインプレッション(自分のアプリが表示された回数)と、実際に検索結果からプロダクトページ(アプリDLページ)が開かれた回数を、App Store Connectにあるアナリティクスから見ることができます。

検索ページからプロダクトページへの遷移率が低いため、キーワードの見直しを行ったとのことでした。

また、別のアプリでは人気のあるキーワードでの検索が取れていなかったため、アプリのタイトルにそのキーワードを入れ、サブタイトルにも含めるようにしたところ、大幅に検索でのインプレッションが増えたとのことでした。

しかしプロダクトページへの転換率が低く、なかなかインストールまで結びついていないので、CVRの改善も必要とのことでした。

また、現在はインプレッションは落ち着いてきており、AppStoreの検索順位にはインストール数や利用率、レビューも影響するので、当たり前ですがユーザーに良いプロダクトを出しましょう、ということでした。

ASOの大事さが数値ではっきりわかりました!

さくらのレンタルサーバーの話

さくらインターネットのレンタルサーバーが意外と良かった、という話です。

GameWith関連のWebサイトのインフラが古くなっており、セキュリティの観点からリプレースが必要になりました。これまではVPSを利用していたのですが、今回はさくらのレンタルサーバーを選ぶことにしました。

選んだ理由は、コストが非常にリーズナブルだったことがあります。また、ステージング環境を手軽に作れる機能が非常に便利で、これにより開発がスムーズに進められました。

スケールアップなどは出来ないため、大量アクセスが予想される高負荷の環境には向かないかもしれませんが、今回のプロジェクトには十分すぎるほど適しており、コストパフォーマンスが良く、実際に非常に満足しています。VPSからレンタルサーバーへの移行は結果として良い選択だったと感じています。

コストを抑えつつも柔軟な環境を求める場合、さくらのレンタルサーバーは有力な選択肢になると感じました。

ステージング機能があると安心して公開できて良いですね!

最後に

今回もGameWithサービス開発部の裏側をお伝えしました。新たな発見に繋がっていれば幸いです。

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