GameWith Developer Blog

GameWith のエンジニア、デザイナーが技術について日々発信していきます。

2025/02 サービス開発部業務アピール会 #GameWith #TechWith #proxyman #Unity #microCMS #Cline

こんにちは!GameWithサービス開発部です。

サービス開発部では月に一度、全体会にて どのように業務課題を改善したか をアピールする会を行っています。

今回は3件の内容をご紹介します!

前回の発表内容はこちらです

tech.gamewith.co.jp

APIリクエストのデバッグにProxymanが便利だった話

最近開発ツールの1つとして導入されたProxymanについての発表でした。

Proxymanは通信デバッグのサポートツールで 通信キャプチャとモックができるツールで、類似ツールではCharlesProxyやWiresharkがあります。

多機能で、マシン内での通信キャプチャや同じWi-Fiに存在するスマートフォンのAPIの通信も見られるそうです。搭載されている機能の中でも、編集したレスポンスをマシン内で反映できるScripting機能がとても良かったとのこと。

ローカルファイルの中身をレスポンスで返したり、別APIのレスポンスを混ぜたりもすることができ、クライアントとバックエンドを同時並行で開発している場合にとても便利だったそうです。

便利なツールはどんどん導入していきます!

UnityでWindows向けアプリ内お知らせを実装する際に入稿ツールとしてmicroCMSを採用してみた話

絶賛開発中となるAIM練習ソフトで、お知らせ実装をする際の工夫についての話がありました。

AIM練習ソフトはUnityにて実装されており、お知らせをWebViewで実装するなどを検討していたのですがWindows向けの良い実装のアセットが存在せずに別の手法をとることにしたそうです。

様々な協議の上、UnityのUIコンポーネントを組み合わせて表示する手法となりました。

入稿データは画像も含まれる都合上、スプレッドシートでの管理は難しいこともありCMSを用いた形で検証した結果microCMSを採用することになりました。

microCMSではTextMeshProのフォーマットと同一のカスタムクラスを用いて記載することで、シンプルなシステムが構築できたとのことです。

ダッシュボード実装をする必要もなくなり大幅な工数削減となりました!

Clineを実務で使っている話

最近エンジニア界隈でも話題になりつつある、vscodeの拡張で動くAIエージェント「Cline」についての話でした。

簡単に言うとAIとペアプロをするようなUXを実現するvscode拡張です。

詳しくは公式ドキュメントをご参照ください

docs.cline.bot

今回はその中で実際にどう業務で活用したかという内容でした。

既存掲示板の多言語化対応

Vueで作った掲示板を多言語化対応(i18n)する必要があり、基本的には日本語で実装されていた掲示板の文言を英語環境だったら英語に差し替える、という実装になるのですが、地味にその対応を書いていくのが面倒くさいのと、人間がやるとミスが出がちです。

ここをClineに多言語化対応の例をいくつか見せてから続きをお願いすると、綺麗にやってくれたとのことです。

不具合の現象を伝えて調査してもらう

「こういう不具合が起きているので、関係してそうなコードを調査して処理の流れを解説してください。バグがありそうなところがあれば教えて下さい。」とClineに投げることで、ファイル名から関係ありそうなファイルを検索するなどして、ちゃんと人間のようにコードを追って調査結果をまとめてくれたとのことでした。

これからはAIエージェントと共同開発することも増えそうです!

最後に

今回もGameWithサービス開発部の裏側をお伝えしました。新たな発見に繋がっていれば幸いです。

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